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Interview 【慶應義塾大】二ノ宮康平/酒井祐典/岩下達郎  【早稲田大】相井大樹/井手勇次


「勝つチームと負けるチームを分ける勝負際」
早慶戦という特別な舞台で得た経験を糧に

#51相井大樹(早稲田大・4年・SG・主将)

当日の朝、教育実習から一時戻って試合に参加した。そして試合後、再び地元へとんぼ返りだ。教職を取っている選手が多い早稲田大には、毎年こうしたハンデもつきまとう。しかし、それでも相井らしい仕事は果たした。
トーナメントでは大事な部分でほとんど入らず、自分でも首をかしげていた得意のアウトサイド。だがこの試合では4度、大事な場面で決まった。
相井のような勝負強さ、冷静さのある選手は若手の有望株が増えてきた早稲田大にとっては貴重だ。この試合で慶應大から感じた「勝負際の強さ」を体現できる秋となることを願う。


試合を終えた今の気持ちは。
「すごく悔しいです。それぐらいしか言えないというのはあります。4年間の早慶戦がこれで終わってしまったんだなという虚無感と、単純に自分たちが4年生の代に慶應に負けてしまったという悔しさの2つがあります」

ー気持ちの面では早慶戦に際して緊張などは?
「個人的にはいい意味でプレッシャーがあって、ガチガチになるとか気負うという面はなかったです。でもチーム全体には、ぴりっとした気持ちが過去の早慶戦に比べるとなかったと感じます。それが良かったのか悪かったのか、それは今日の試合の展開としてはどちらかよく分からないですが、個人的には気負いもなかったですし、チーム全体としても(固くなっている)意識はなかったですね」

ー1Qは久保田選手(#20)が攻めて、逆にそれ以外の選手があまり攻め込めなかった印象があります。チームとしての気持ちも問題はあったのでしょうか?
「早慶戦は普通の試合と違って、いろんなことがどっちのチームにも起こりうる特別な舞台だと思います。自分たちが気負っているからああいう風になったということはありません。格上が相手だったのでああしよう、こうしようというのは話し合っていました。ただ、それが早慶戦の特別な舞台だったがゆえに、久保田だけが攻めるという形で出てしまったのかもしれません」

ー独特の雰囲気、特に日吉というのは代々木とは違いましたか?
「それも違いますし、普通の公式戦と早慶戦は違います。普段入るシュートが入らなくなったりということもありますし、逆のこともある。ここでリズムがくれば自分たちのリズムが来て離せる、ということも早慶戦ではそうはならないし、展開が読めないという意味で特別ですね」

ー向こうのファウルトラブルも読めないことの一つだったと思います。そんな中で早稲田にもピンチもチャンスも両方あって、そういう流れの中で平常心は保てましたか?
「割と保っていた部分が多かったと思います。ただ最後の3分、2分半くらいからファウルのミスが立て続けに出たというのは経験不足かもしれないし、実力不足に尽きると思います。あそこでミスが出るチームと出ないチームが、勝っていけるチームと負けてしまうチームを分ける原因になると思います。そこは秋にしっかりつなげたいし、いい経験だったと思います」

ー早慶戦までのチームの雰囲気というのはどうだったでしょう。
「今まで、春のトーナメントで結果が出たというのは、1年生の時の春の準優勝だけでした。それ以降は最初の方で負けてしまっていました。今回一応6位という結果が出て、そこからうまく切り替えられなかったという部分は確かにあります。でもフタを開けてみればこういう競り合いの展開になりました。そういう意味で悪くなかったと思います」

ー金井選手(#00)の欠場はどんな気持ちだったのですか?
「いないから思いきりできたのはあると思います。いつも金井に頼っているチームですし、金井に負担をかけているので。相手も金井がいない点で気持ちに隙ができたかもしれないですし。だから普段以上に自分たちで頑張ろうと開き直ってできました。そういう意味でプラスの意味があったと思います」

ー秋に向けての収穫はありましたか?
「リバウンドや球際もそうですが、ラストの勝負際では相手の強さを感じ取った部分はあります。そこをしっかり秋につなげていきたいと思います」

 


相井大樹/Daiki Soui
外角シュートを持ち味とする早稲田大主将。ディフェンスでも貢献を見せる。今期の最優先課題である1部復帰に向け、この春シーズンをチームでどう生かしていくかが問われる。

 

 

 

 

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