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Interview 【慶應義塾大】二ノ宮康平/酒井祐典/岩下達郎  【早稲田大】相井大樹/井手勇次


「この試合がターニングポイントになる」
最後の早慶戦で得た大きな自信と確信

#7岩下達郎(慶應義塾大・4年・C)

勝利の瞬間、笑顔から表情が崩れ、ベンチに戻った時には膝をついてしゃがみこんだ。涙が、4年生としての早慶戦の重みを物語っていた。1年生で秘めたポテンシャルを期待させてから4度、早慶戦のスタメンを務めたことは幸せなことでもある。調子がいいときも悪いときもあったが、最後のこの舞台で、成長した姿をホームの観客にしっかり披露した。
早慶戦は勝っても負けても、簡単には言葉が出てこない。いつもは饒舌な岩下も、「本当にうれしい」「勝ちたかった」と、単純な喜びの言葉を何度も繰り返していた。


−試合を終えて。

「終わったばかりで勝因を考える余裕もないんですが、勝てたことが一番うれしかったです。早稲田についてですが、相手の押さえるべきところは限られていて、久保田(#20)のところと外のシュートにしっかりチェックに行こうと話していました。金井(#00)が出られなかったんですが、そこのドライブも気にしていました」

ー前半のファウルトラブルについては。
「二ノ宮(#4)も気負った部分があったのかもしれません。ファウルトラブルになってしまって、途中で祐典(#5酒井)と家治(#15)を集めて3人で“自分たちがしっかりやろう”と話していました。チームの軸となる選手がそうやって最終的に頑張れたのが良かったんじゃないかと思います。あとはみんなが魂入れて全員で勝ち取った勝利だと思います」

ー久保田選手とのマッチアップについては。
「あいつは上手いので、ところどころ押さえられませんでした。そこは僕の課題です」

ー4Qで得点が止まった部分で、ベンチからは「強気で攻めろ」と声も飛んでいたんですが、あまりゴールを狙う風ではなかったのは?
「みんなが攻め急いでいたような部分もあったので、フロアバランスがうまく取れていませんでした。それで自分のところで面(ポジション)がうまく取れなかったし、足が止まっているのを板倉(学生コーチ)にも指摘されました。疲れもあって自分がダウンしてしまったのがいけなかったと思います」

ーそれを最後で力が出せたというのは?
「本当に、どうしても勝ちたかったからだと思います。そういう状態になってしまったことは反省点ですが、勝ちたい思いと、周囲からも支えられました。ベンチに帰ってもみんなが後押ししてくれたし、そういうことが力になったと思います」

ー日吉での早慶戦はいかがでしたか?
「本当に最高の環境でやれました。試合が始まる前から気持ちいい状態でした。こうした歓声の下でやれたのは本当にうれしかったです」

ー昨年は勝ちきれない試合でした。今年も似たような状況から打開して勝つことができました。そこで得たものはありますか?
「今はただ本当にうれしいだけです。でもこの経験から得たもの、チームが成長できた部分は絶対にある。それは今後顕著になると僕自身は思うし、ターニングポイントにもなると思います。この試合を勝ちきったことを自信にして、リーグ戦は長いですが、弾みをつけてインカレに行ければと思います」

ー試合後は泣いていましたね。
「本当に勝ちたかったんです。自分の代で勝つことは全然違います。この1週間は早慶戦で勝つことしか考えていませんでした。自分たちの代に勝つことは最高の幸せだし、それをお客さんにも見せることができて泣けましたね」

 


岩下達郎/Tatsuro Iwashita
大黒柱としてチームを支えるビッグマン。2010年度U-24代表。二ノ宮、酒井とともに4年間慶應大の中核選手としてプレーしてきた。最終学年の今年は春から責任感あるプレーでチームの活力となっている。

 

 

 

 

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