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Interview【早稲田大】東 達也/山田純也/井手勇次/久保田 遼 【慶應義塾大】小林大祐/酒井祐典

 
女子戦
 


女子戦の見所を1つは、慶應大が格上の早稲田大に対して、どれだけ頑張りを見せられるかというところだろう。試合は、1988年以降、早稲田大が連勝を重ねている。1部であり、選手のサイズや能力はで勝る早稲田大の多彩なオフェンスと激しいディフェンスは、慶應大、そして観客を圧倒する。だが、慶應大の懸命にコートを駆ける姿や、何度阻まれてもゴールへ向かう姿勢など、こちらも観る者の心を動かす。今回の試合も、スコアだけを見れば早稲田大が76点差をつけて快勝。だが、試合は点差など関係ない、熱い戦いだった。

早慶戦独特の雰囲気に、さすがの早稲田大も呑まれてしまうのか。毎年、最初の10分は決していいとは言えない。それでも、#7柴田(4年・PF)の3Pで先制点を奪うと、#10武笠(3年・F)が続き、開始2分半で6-0と先行する。対する慶應大は、主務兼プレイヤーの#9小田部(4年・G)から#12磯貝(3年・F)にパスが通って初得点。さらに、このまま慶應大は激しいディフェンスで早稲田大を翻弄。早稲田大はミスが出た上に、24秒オーバータイムも取られてしまう。だが、得点で先を行くのは早稲田大。残り5分38秒で#6松井(4年・SG)のジャンプシュートが決まって12-3。慶應大はタイムアウトを請求する。その後は、4年間インサイドの要として慶應大を支えてきた#4三宅(4年・C)が力強いリバウンドからシュートを沈める。また、次のプレーでもミドルシュートを決めて慶應大を盛り上げる。だが、早稲田大も冷静で#3浅羽(4年・F)がすぐに決め返す。ディフェンスでは、高さの利を生かして慶應大のシュートを阻む。その間に早稲田大は内外角で自在に得点を重ね、22-9と大差をつける。

インターバルの間に倉石総監督に喝を入れられた早稲田大は、2Q序盤から速い攻撃を仕掛け、慶應大を圧倒。慶應大は三宅にボールを集めるが、早稲田大の高さの前にいつものオフェンスができず、外一辺倒に。リバウンドやルーズボールは奪うものの、肝心のシュートが決まらない慶應大は早稲田大に離されていく。対する早稲田大は、一気に攻め込む。足を使ったディフェンスから次々と速攻を繰り出し、ダブルスコアにしてみせる。それでも、手を抜くことなく前半終了まで走りきり、54-17と34点差をつけた。

前半の勢いをそのままに、早稲田大は立ち上がりから得点を重ねていく。なんとか食らいついていきたい慶應大。しかし、スタートの5人が全員ミスマッチというハンデもあり、苦しい展開が続く。それでも諦めないのが、慶應大のよさである。シュートを打てなくても、ゴールへ向かう姿勢は1試合を通して変わらない。こういうプレーを繰り返していくうちに、糸口が見えてくる。3Qも後半になってくると、#11野口(3年・F)、#6小坂(4年・F)の連続3Pが決まり、一気に追い上げムードに。さらに、#4三宅もインサイドでファウルを誘って、フリースロー。2投とも決める。このQは慶應大がこの試合初の2桁得点を早稲田大から奪った。

最後の10分。早稲田大、慶應大共に最後までコートを駆ける。まず、早稲田大はメンバーを激しく入れ替え、全員出場を果たす。また、残り7分10秒には#22斎田(1年・F)の3Pで100点目を獲得した。対する慶應大は、パスが回りだし、連係プレーが飛び出す。#12磯貝はガッツ溢れるリバウンドでチームを助け、#4三宅は体勢を崩しながらもシュートを沈めてチームを引っ張る。だが、終盤にかけては足が動かなくなり、早稲田大に簡単にシュートを許してしまう。最終的に、121-45と早稲田大が圧勝。男子同様、勝ち越しに成功した。慶應大は昨年のように早稲田大を100点以内に抑えることはできなかったが、塾生としての誇りをしっかりと観客に見せてくれた。


試合後、会場からは自然と拍手が起こり、40分を戦い抜いた両チームの選手たちを温かく包んだ。


早稲田大学の通算27勝26敗


   
 


今年は女子戦から代々木第二はほぼ満席の盛況となった。

 
試合は早稲田大が1部の余裕を見せた。3部の慶應大にとっては代々木で戦える貴重な試合に必死さが感じられた。
 
           
 

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