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Interview【早稲田大】東 達也/山田純也/井手勇次/久保田 遼 【慶應義塾大】小林大祐/酒井祐典


「早稲田はやればできるんだ」
満員の観客の前で見せたえんじのプライド

#1東 達也(早稲田大・4年・G・主将)

勝利が決まった瞬間、両手を大きく突き上げた。
ベンチメンバーが待ちきれないといった風に東の元に駆けつけ、もみくちゃにされたが、同じ4年生の山田純也を探し出すとがっちりと抱き合った。
笑顔のち、涙。そして、キャプテンの顔に戻った。
「嬉しいというよりとほっとした」この言葉が、東が背負ってきたもの、これからも背負っていくもののの全てを語っているのではないだろうか。


―早慶戦勝利おめでとうございます。勝利が決まった瞬間の気持ちはいかがでしたか?
「ありがとうございます。今までずっと負けていたので、何かで見返してやりたかったというか…早稲田はやればできるんだ、というのを皆に見せたいと思っていたので、そういう意味で嬉しかったです。純也とは普段から、何かあるんじゃないかと怪しまれるくらい(笑)一緒にいるので、そういう意味で通じるものがありました」

―トーナメントで慶應大に敗れてからの10日間で、どう立て直したのでしょうか?
「トーナメントが終わった次の日からずっと練習してきました。オフなしでしたが、早慶戦をモチベーションに頑張って取り組んで。例えばオフェンスだったら、出ている5人が意識を統一してパスを回したりとか、もっと動きを速くしたりということをしっかりやる、という目的意識を持って練習内ゲームをやってきた成果が出たんじゃないかなと思います」

―確かに今日の試合ではボールがよく回っていました。
「それも倉石さん(早稲田大監督)の指示なんです。“時間を使ってやれ。24秒オーバーになってもいいから”と言われていました。このパッシングをはじめ、倉石さんの言うバスケットが、今日はできたと思います」

―では、金井くんにディフェンスを寄せて、周りが決めるというのも作戦だったのですか?
「いや、それは作戦ではないです。前半は、慶應大の岩下(#7)が久保田をマークしたので、アウトサイドまでついてこられないから久保田がノーマークになってシュート。終盤金井を起点にしたのは、岩下がマッチアップをかえて金井についたから、それだけです」

―リバウンドやルーズボールも早稲田によく出ていました。
「そうですか?立ち上がりは慶應に取られてしまっていて、“やばい…”と思っていたんですよ(苦笑)。でも、やっぱり皆死ぬ気になったら取れるんだと思います。ただ、こんなにスムーズに行ったのは今日だけなので、これを機に、これから頑張っていきたいです。やればできるということがわかったので」

―これを自信にして、リーグへという感じですね。
「そうですね。でも、うちのやつらはすぐ調子に乗るので(苦笑)。常に挑戦者の気持ちでやらないとだめだっていうのを言い続けていきます。ただ、新人戦がまだありますが、早慶戦に勝ったことで気持ちよくリーグに向けて行けるという意味では…本当にほっとしました。今は、よかったというよりほっとしています」

 


東 達也/Tatsuya Higashi
175cm/PG
早稲田大の主将として、大きな役目を担う。セカンドガードとしてコートに入ればディフェンスや泥臭い部分での貢献を誓う。決して雄弁ではないが、「ホッとした」という一言に背負うものの大きさを感じさせる。山田と共に4年生がチームを支えれば早稲田は強い、と感じさせられる早慶戦となった。

 

 

 

 

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