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女子戦
 


女子は1969年より差がはっきり出る戦いとなっている。1969年から1987年までは慶應義塾大が19連勝、1988年から今に至るまでは早稲田大が20連勝を続けている。現在早稲田大は1部、慶応義塾大は3部リーグに所属。「力の差」があることはどうしても否めない。しかし舞台は早慶戦。観客の声援が選手を後押しする。全員でリバウンド、全員でディフェンス。試合中に何度も組まれるハドル。慶應大は目の前に大きく立ちはだかる早稲田大に一歩も引く気はなく、むしろ懸命なプレーの数々で早稲田大を圧倒しているように見えた。

立ち上がりは早稲田大が連続得点でリードを奪う。しかし、慶應大も#12三宅(3年・F/C)のゴール下で反撃。がむしゃらな慶應大の前に自分たちのプレーが全くできない早稲田大。1Q中盤まではほぼ互角の展開に対して、倉石総監督の檄が早稲田大の面々に飛ぶ。1プレーに歓声が上がる慶應大ベンチとは対照的だ。1Q終盤になると早稲田大が意地を見せ激しいディフェンスから慶應大のミスを誘い、リードを広げる。1Q終盤の勢いをそのままに、早稲田大は高さを生かしたプレーで慶應大から次々と得点を奪う。2Q序盤の連続得点で13点差とした早稲田大。慶應大はタイムアウトで立て直しを図る。すると慶應大の攻撃の核である#6藤本(4年・G)がドライブで得点。更に早稲田大からファウルを誘い、フリースローを得て繋いでいく。前半終了間際には慶應大に連続でミスが出てしまう。逆に早稲田大はそれをきっちりとものにし、18点差で前半を終える。

後半の立ち上がりはほぼ互角。早稲田大#33光山(1年・F)がジャンプシュートを決めれば、慶應大も#12三宅が決め返し譲らない。ディフェンスでも互いに意地を見せ、簡単にゴールを許さない。そんな堅いディフェンスを切り裂くようなドライブでバスケットカウントを奪ったのは慶應大#6藤本だった。ボーナススローもきっちり決めて慶應大に勢いをもたらす。しかし早稲田大も前線からディフェンスを仕掛けて慶應大の勢いを止めにかかる。3Qを20点差で終え、残るはラスト10分。慶應大#6藤本がチームメイトに掛けた声は、「最後だから思い切ってやろう」。その言葉の通り、慶應大の面々はコートを駆け回る。対する早稲田大も慶應大からボールを奪い、じりじりと点差を広げていく。点差が開こうとも、慶應大は食い下がる。4年生を全員出場させると、それぞれが思い切りプレー。最後まで諦めない姿を見せた。

最終スコアは86-60で早稲田大に軍配。早稲田が遂に勝敗を26-26のタイに戻した。
近年、慶應大は早稲田大に対し50得点できなかったが、今回は早稲田大から60点を奪った。これまで圧勝という形で結果を残してきただけに、早稲田大にとっては少し苦い早慶戦になったのではないだろうか。対する慶應大にとっては、「全力を尽くせた」。そんな早慶戦になったはずだ。


 
 

 
慶應大コートに攻め込む早稲田(左)、試合後#6藤本が#12三宅の頭を「よくやった」という風に軽くたたいた(右)。

 
 

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