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 鈴木惇志(慶應義塾大・4年・F・主将)  


鈴木惇志/Atsushi Suzuki
コートに鈴木がいるのといないのとでは、チームの全体的な気持ちの締まり具合が違う。主将として存在感は大きい。春の好成績をバネに1部復帰を目指す。

 

 



ベンチから指示を続ける。


昨年は慶應勝利の一翼を担いながらも無念のファウルアウト。
その分最後の早慶戦を最高の試合に、という気持ちは大きかった。
コートでもベンチからも声を出してチームを鼓舞し続けた。
苦しい試合を制した喜びは何にも代え難いだろう。

 

−事前のインタビューで今年の早慶戦は例年になく難しいと言っていましたね。この1週間はどうでしたか?
「難しかったですね。毎年練習で追い込んで追い込んで早慶戦を迎えるというパターンが多かったので、今年はトーナメントの1週間後の開催。コーチの方針でチームを特に早慶戦に向けて追い込むというのではなく、普通の試合前の調整ということでやってきました。気持ちの面でどうかなというのはありましたけど、僕自身はシュミレーションの中で3位の成績というものを傲慢になるのではなく、自信として受け入れて、3000人の前で発揮しようと。自分たちが得た物をもう一度披露しようということでモチベーションとできました」

―早稲田に先行される展開でしたが。
「いや、もう本当に最初から緊張しっぱなしでしたね(苦笑)。早稲田のこの一戦に賭ける気迫というか、それに対して僕も強い気持ちで臨んだんですけど、相手の気迫にすごいプレッシャーを感じて出遅れた感はちょっとありました」

―主将として臨んだわけですが、去年との違いはありましたか?
「去年はほんと思いっきりやって自分がダメなら別の選手が出てくれるっていう立場だったんですけど、主将は僕しかいない。代わりがいない立場なので、とにかくチームをまとめることと、自分の持ち味であるディフェンスであったりリバウンドであったりをまず念頭に置いていました。今年は求められることが違いますね」

―早稲田との力関係が昨年とは逆転していることに関しては、どう考えましたか?

「やはり僕らの中ではしっかり気を抜かないでやろうっていうことは考えてはいました。けど、早稲田の気迫は強く感じたし、少し受け身になってしまった時間帯もあったと思います。でもトーナメントで3位になったとか、自分たちの勝ってきた経験を上手く徐々に生かして、追いついて逆転できたかなと思ってます」

―フリースローのミスであったり、やはり緊張が感じられる場面が見られました。
「みんなこういう舞台なんで緊張はあったと思います。その中でも終盤のツラい時に自分たちのプレイができた。1対1で負けなかった、ディフェンスで負けなかった、そういう部分がトーナメントである程度勝ち残った収穫なのかなと思います」

―4Q終盤で相手にリードを許していましたが、その時の気持ちというのは?
「とりあえず4点開いた場面で、“絶対に気持ちを切らすな”ということは言いました。(トーナメントで)東海と厳しい試合をしたときの諦めなかった経験を思い出して頑張ろうと思いました」

―延長戦は完全に主導権を握りましたね。
「延長戦は正直うちのディフェンスが早稲田を完全に抑えていたので、“ここからはいけるぞ”、“うちのものだぞ”と声を掛けて、チームを乗せることはできたかなと思います」

―勝敗を分けたものは何でしょうか?
「やっぱり終盤の苦しいときに(小林)大佑(#11)、田上(#13)、岩下(#7)っていう頑張るべき、点を取るべき選手が力を発揮してくれたっていうことじゃないかなと思います」

―鈴木選手にとって主将として最後の年に勝ち得た早慶戦はどういう意味を持ちますか?
「ん〜、ちょっと今の状態では表現するのが難しいんですが(笑)。ほんとなんて言うか今までの集大成でいい試合ができた、且つ勝つ切ることができた。そういう部分ですごく印象深いというか、忘れられない試合にはなりましたね。観客の応援にしてもそうです。幸せですよね。本当に。自分たちがこれまでお世話になってきた先輩たちが並んで、自分たちを励ましてくれるのが慶應ならではだと思ったし、こういう中で一つになれたという。OB・OGを含めて一つの存在なんだなと感動的でした」

―今日の勝利で弾みになったかと思いますが、秋のリーグに向け抱負をお願いします。

「こういう厳しい試合を乗り越えたことで、チームも成長できると思います。秋は2部リーグ全勝、入れ替え戦も2勝を勝ち取れるチームになれると思うので、秋のシーズンが楽しみです」

 

 

 

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