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 赤沼 悠(早稲田大・4年・F・主将)  


赤沼 悠/Masahiro Kato
慶應大と同じく、2部降格となった早稲田大でどのようにチームを引っ張り、向上させていくか非常に難しい立場を担う。落ち着いた容姿に反してプレーはアグレッシブ、かつ頭のいいプレイヤー。

 

 


クレバーなプレイヤーである。
早慶戦の大切さを理解してはいるが、そこだけに固執せず
作り直しているチームの今後のことまで考えながらの方向性を大事にする。
この敗戦を生かして秋以降のリーグにつなげて欲しい。

―試合を終えて。
「悔しいですね。いい試合だっただけに悔しいです」

―早慶戦までのチームの雰囲気はどうでしたか?
「早慶戦まではひどかったですね。練習ってギリギリでやっていくとフラストレーションが溜まると思うんですよ。ある程度それが許容できる範囲で続けていけば、それが地力になっていくからある意味ではいいと思うんですけど、選手はすごいストレスが溜まる状況でしたね」

―今日の試合を見ると、いい雰囲気で早慶戦に臨んで来たのかなと思いましたが。
「そんなもんなんですよ(笑)。いい感じで試合に入ると、練習でのよかったところを再現することに気を取られちゃうんですよ。そうじゃなくて、自分たちがよくわからない状況でも、これだけはやろう、これだけはやろうってずーっと続けていくと、それが考えなくても自然と出るようになると思うんですよ。試合の立ち上がりは特に」

―観客が総立ちでしたが、いかがでしたか?
「ベンチにいるときに“あぁ、みんななんか立ってくれてるよ”って(笑)。楽しんでもらえたならとても嬉しいですけど。ぼくはあの雰囲気でやっていてほんとに楽しくてしょうがなくて。同点で延長までいっちゃいましたけど、僕自身は楽しみながらできたと思います。まぁ、選手が楽しむのは基本ですよね(笑)。じゃあなんのためにきつい練習してるんだって話ですからね。そこは達成はできたと思います」

―終盤を振り返っていかがですか? 早稲田に来ていた流れを相手に断ち切られた感がありますが。
「そうですね。早慶戦というか、学生バスケットボールの特徴だと思うんですけど、ムチャクチャやって流れを作るということを簡単に許してしまったな、っていう印象があって。慶應は追い詰められるとがむしゃらにやって来るってわかっていたんですけど、そこで受けちゃったかなっていう感じはあります」

―延長戦に入るときの勢いが違っていたかなと思うのですが。

「うーん、こっちもそんなに悪くはなかったんですけど、やっぱり際どい所で自分たちの認識と笛と向こうの認識がそれぞれズレていたかなというのは実感であります」

―ここから勝負という時のファウルトラブルについてはどう思いましたか?
「まぁ、僕がやっちゃったんで、あれも負けた要因の一つですね」
―1年生の久保田選手(#20)も最後はファウルアウトしましたが、彼の活躍については?
「まぁ、もうちょっと頑張ってもらわないと(笑)。ディフェンス面でもう少しやれる選手だと思うので、これから先は長いし、きっと日本のトップレベルでやれる選手だから、もっともっと上を目指して頑張って欲しいですね」

―主将として最後の早慶戦に臨んだわけですが、どうでしたか?

「目の前の試合をとにかく楽しもうと思ったので、臨んだ結果としていい部分はあったんですけど、負けてしまったら選手としては何も得るものはないと思うし、そこを勝ち切るだけの力が必要だなって今実感してます」

―あと少しなのに勝ち切れないという印象を受けたのですが、何が足りないのでしょうか?
「時間をかけて作らなきゃいけないものだとは思うのですけど、いろんなシチュエーションであらゆる手を使って相手は追いつめてこようとしてくるわけですから、自分たちが何を武器にして勝負していくのか、それをもっとはっきりさせていかないといけないと思います」

―得るものがないと先ほど言いましたが…。
「得るものがないっていうのは個人的な何か…哲学と言ったら大袈裟ですけど。負けたらなにも貰えないというのが自分の考え方なんです。でもチーム全体を考えると、まずあそこで嫌なディフェンスを続けられたこととか、劣勢になっても自分たちのやることをやれる。そういった面は大いに成長したと思えるので、前進は確実にしてると思います」

―昨年よりチームでバスケットをする姿勢を押し出している印象を受けますが、そこはいかがですか?
「そうですね。チームを意識してちゃんと作ってますし、具体的な指示を出してくれるコーチもいますから。やっぱり正しい選択をしていかないと勝つのが難しいスポーツなんで。チームの正しい判断というのは割とできているのかな」

―やはり後は井手選手(#11)や山田選手(#21)がエースとして出てきて欲しい所ですか?
「そうですね。彼らは能力もあるので、新しいチーム作りにフィットしていく過程できっと頭角を表してきてくれると期待はしています」

―これから秋以降のシーズンに向けどういったチーム作りを?
「大事なのは前期を後悔しないこと。学習はしても後悔しないこと。今日の試合もそうですけど、勢いで来た時にどんな選択をするのか。走りきるのか、逆に力で押し切るのか。そういったところの地力を作るのがひとつ。あとひとつはリーグ戦は長いし、いろいろ相手もいますから、相手に対してのアジャストできるだけの引き出しをたくさん作っておきたいなと思います」

 

 

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