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男子戦
 


慶應大#11小林(3年・F)の連続得点で始まった伝統の一戦。両者試合早々から意地のディフェンスの応酬となる。早稲田大のルーキー#20久保田(1年・C・福大大濠)を慶應大#7岩下(2年・C)がことごとく阻めば、早稲田大#21山田(3年・F)も必死の守備で慶應大の速攻を阻止する。お互いに自分のタイミングでシュートを打たせてもらえず開始7分で9−8のロースコア。だが終盤、早稲田大#8赤沼(4年・F)が#7岩下をかわしドライブを決めれば、今度はその岩下がミドルシュートで反撃。しかし、早稲田大も#20久保田のバスカンに、#21山田のブロックから#11井手(2年・SG)が3Pを決めリードを奪う。13−17の早稲田大リードで2Qへ。

2Q、慶應大は#13田上(3年・F)のバスカンに、#7岩下がこぼれ玉を押し込み一気に詰め寄る。だが早稲田大は#21山田、#11井手の連続3Pで一度は慶應大の流れを断ち切る。それでも慶應大は#11小林が3Pを決めると、これに#13田上、#16二ノ宮(2年・PG)も続く。さらに#7岩下のインサイドでとうとう逆転に成功。だが会場が慶應の応援で沸く中、早稲田大は残り3分で慶應大に2点しか許さない強固なディフェンスで粘りを見せる。すると早稲田大は#8赤沼のパスを受けた#00金井(2年・F)が3Pを決め再逆転。32−33で前半を折り返す。

前半のいい流れを引き継ぐように早稲田大が猛攻を仕掛ける。早稲田大は#20久保田が外からシュートを決めると、#1東(3年・G)が連続3P。さらに#20久保田がドライブで#7岩下からバスカンを奪うと、#8赤沼も10点差となる3Pを決めて会場は絶叫に包まれる。開始3分半で39−49。だが前半とうってかわり今度は慶應がここから5分間早稲田大を2点に封じ込め、逆襲を開始。慶應大は#7岩下の連続得点に続いて、早稲田大#11井手に豪快なブロック。さらに#11小林のミドルシュートから勢いに乗ると、ディフェンスではフルコートプレスを仕掛け#16二ノ宮がスティールからフリースローを獲得。両チームを通じこの日確率の悪いフリースローを二ノ宮は2投とも決め再び同点。そして#13田上が逆転3Pを決めると、まるで4Qさながらのように会場のボルテージは最高潮に。しかし、ここで早稲田大#10根本(4年・C)が雰囲気に飲まれることなく再逆転となるシュートを決め、54−55で最終Qへ。

自然と湧き上がった慶應コールに対し、早稲田コールが会場に響き渡る中始まった運命の4Q、慶應大は#11小林の得点で先制。だが両チーム気迫のディフェンスを見せ、なかなかゴールを割れない。慶應大は#16二ノ宮の3Pで追いつけば、早稲田大は#21山田、#8赤沼の得点で突き放し、残り2:23で61−65の早稲田大リード。だがここからが慶應大エース#11小林の真骨頂。#11小林は総立ちの慶應の応援に後押しされるように3Pを決めると、4ファウルながら狙い済ましたようにスティールからそのまま速攻を決め1点差。さらに#7岩下がオフェンスリバウンドから得点し、残り1分を切った土壇場で逆転。完全に流れは慶應大。だが勝負は終わらない。早稲田大の緩いパスを#11小林がスティールを狙い弾くと、不運にもボールは#8赤沼のもとへ。赤沼は落ち着いてフリーの#11井手にパスをすると、井手は劇的に3Pを決め逆転。試合は残り10秒。慶應大は#11小林に託す。小林は半ば強引にドライブで突っ込むもマークは外れない。しかし、残り0.3秒、「一瞬3Pを打とうと思ったが、田上が見えた。小さい頃から一緒だからそこの息は合っていた」という小林がゴール下に飛び込んだ田上にアシスト。田上はこれをしっかり決め再び同点。会場が騒然とする中、早稲田大は#20久保田の外したシュートを#11井手がティップインするもタイムオーバー。試合は延長戦へ。

第60回以来となる延長戦。勢いを持続させることが重要な延長戦において、それははっきりと出た。序盤こそなかなか早稲田大の堅守に阻まれた慶應大であったが、#16二ノ宮の速攻に#11小林のミドルシュートが決まり、流れをたぐり寄せる。それとは対照的に早稲田大は#20久保田がフリースローを1本決めるも、オフェンスが重く完全に後手に回る。これに付け入るように慶應大は#13田上のバスカンで8点差とし勝利を確かなものとする。早稲田大はプレスを仕掛けるも最後まで攻める糸口を見つけられず結局久保田の1点のみ。慶應大は終了間際4年生の#5竹内(4年・G)、#6青砥(4年・F)、#8寺西(4年・G)を送り出す。試合終了のブザーと同時に慶應大ベンチはコートへとなだれ込み、歓喜に沸く。77−69で大熱戦を制した慶應大が通算成績を33勝33敗でタイに戻した。


 
 

 
左/試合前、早稲田大がハドルを組む。 右/慶應カラーのフラッグがつるされたベンチで選手が声援を送る。

 
左/味方の得点に早稲田大ベンチがわきかえる 。 右/4Q、観客席は総立ちになり、両校を応援。アナウンスも聞こえない大歓声となった。

 

 
 

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