BOJTop  特集ページ05/06/07/08/09  早慶戦History 02/03/04/05/06/07/08

 第66回大会(2008.6.7)


観客総立ちとなった6年ぶりの延長戦は
慶應大が逃げ切って勝敗をタイに


先んじて行われた関東大学トーナメントで28年ぶりに3位となった慶應大。状況としては前年準優勝して早慶戦に臨んだ早稲田大と、今度は立場が逆転することになった。

試合をリードしたのは早稲田大。慶應大は2Qに逆転に成功するが、そこからは一進一退、わずかに早稲田大が前半はリードして終えた。3Qも流れは早稲田大にあった。慶應大は大きく引き離されることはないが、それでもなかなか逆転することができない。1点を追う形で4Qに入り、そのまま試合は両者譲らないまま終盤を迎えた。慶應大はエース小林のシュートで逆転に成功するものの、早稲田大も井手が劇的にシュートを決めて残り10秒で再度逆転。どちらが勝利をつかむのか、全く分からない状況となった。

固唾を飲む攻防の中、代々木で滅多に見られない光景が起こった。残り時間わずかで應援指導部の呼びかけに応え、慶應大の応援席の観客が立ち上がった。総じて大人しいと言われるバスケットボールの応援で観客が総立ちになることはあり得ない。これに負けじと早稲田大もOBが盛り上げ、こちらも立ち上がる。コートで戦う選手たちに熱い応援が降り注ぐ中、残り0.3秒で慶應大・小林のアシストパスからの田上のシュートが劇的に決まり、試合は同点。場内は両校への声援と音楽、熱気がうずまき、これ以上ない盛り上がりとなる。最後の場面、リスタートから井手が放ったシュートは惜しくも4Q終了ブザーの後という判定に。試合は60回大会以来の延長戦へともつれ込むことになった。しかし、勢いは慶應大にあった。早稲田にシュートを許すことなく延長戦を制し、勝敗を33勝33敗とタイに戻すことに成功した。戦いの激しさはもちろん、観客をこれほど熱狂させた早慶戦は過去なかなか例のないものとして、深く印象に残った。

 



主将の鈴木以下、慶應大は延長戦で4年生全員をコートに送り出すことができた。



最後までシュートで慶應大を脅かした井手。

 

 

 

   
各校のインタビューは特集ページへ。    
     
 

(C)copyright BOJ 2003-2009